OEM商品でオリジナル商品を出品しよう あいのり出品を抑制しよう
2016/08/28
OEM商品の出品
OEM商品でオリジナル商品を出品する戦略は、中国輸入ビジネスでの利益拡大に貢献する強力な手段の一つだ。
今回は最初にOEM商品を出品するメリットとデメリットを整理してから、そのメリットを活用するためにやっておくべきことを整理していこうと思う。
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OEMって何?
OEM販売戦略というのはすでにあるノーブランド商品に君が考えたロゴを加えてオリジナル商品にするっていう販売戦略だ。
中国輸入ビジネスではノーブランド商品が基本なので、そこに新たなロゴを加える事でオリジナル商品として販売できる。
なぜオリジナル商品を出品するのか?
それはズバリ「あいのり出品の抑制」だ。
いわゆる、本当のオリジナル商品を一から作っていく場合であれば、その商品のあたえるベネフィットを世に広めたいなどの他の理由も出てくると思うが、OEMでのオリジナルブランド商品の出品の主目的はやっぱりあいのり出品の抑制が一番の理由になってくると僕は思う。
OEMのメリットとデメリット
OEMのメリットとデメリットは以下の様なものがある。
メリット
- オリジナル商品を作りやすい
- あいのり出品抑制がし易い
- 結果として価格のコントロールがし易い
デメリット
- ロゴの印字コストがかかる
- 一定数以上のロットで仕入れをする必要がある
セット商品とOEMを交えた戦略
オリジナル商品を作るもう一つの方法としてセット商品がある。
メインの商品とそれと一緒に使うことが多いと想定される別の商品をセットにして商品化する方法だ。
このセット商品については、それだけでオリジナル商品ページを用意することが出来るわけだけれども、単純に商品を組み合わせているだけなので、仕入れ元さえわかってしまえば君以外の人でも同じセット商品を仕入れることは比較的簡単だ。
※このことを踏まえて、セット商品の一部を中国ではなく日本で仕入れるというやり方もあるが、中国のパートナーさんの安い人件費を活用することに繋がらないので、ビジネスを拡大しにくい。
そこで、登場するのがセットの一部をOEM商品にするという戦略だ。
例えば、君がアパレル商品をメインに扱っているとして、ちょっとおしゃれなハンカチとセット販売するようなことを考えてみよう。
本体の商品に対してOEMで一定数のロットで仕入れをすることは難しいかもしれない。売れ残りリスクも出てくるしね。
そこで、ハンカチの方をOEM商品としておく。ハンカチであれば、いろいろな商品にセットとしてくっつけられるので、一定数のロットを発注してもリスクを分散できるはずだよね。
こういったやり方でOEMのデメリットをコントロールしつつ、メリットを享受できるわけだ。
ロゴの作成
ロゴの作成については、色々なサイトがある。
ロゴジェネレーターのキーワードで調べれば、結構いろんなサイトが出てくる。
例えばこんなサイトがある。
このサイトでは、色々なロゴのグラフィックと文字(日本語を含む)を組み合わせてロゴのグラフィックファイルを作ることが出来る。
このファイルをパートナーさん経由でOEM業者に渡して印字してもらうということになるね。
まずは、こういうところでオリジナルのロゴを作ることから始めてみよう。