中国輸入 管理手法

Amazonで販売するときのコストその8_Amazon販売手数料

2016/08/09

ちゃんとコスト計算している?(Amazon販売手数料)

Amazonで販売するときには様々なコストがかかるよね。そのコストを見越して仕入をするわけだけれど、意外とそのコストをちゃんと計算している人ってレアかもしれない。

今回はその辺りのコストに注目してみようと思う。

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コストの種類

Amazonで販売するときのコストには以下の様なものがある。

仕入代金
国内送料
国際送料
仕入代行費
FBA梱包費
関税
購入時消費税
FBA手数料
Amazon販売手数料
販売時消費税
今回は、この中でAmazon販売手数料に注目して説明してみよう。

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Amazon販売手数料

Amazonの販売手数料はカテゴリごとに別々の率が設定されている。

基本的には15%なのだが、例えば楽器は8%、カメラは10%など、ジャンルによってお得な手数料が設定されているものもある。

※2016/06/12現在の手数料率

商品のカテゴリー

販売手数料率

書籍、雑誌、その他出版物

15%

CD&レコード

15%

ビデオ

15%

DVD

15%

TVゲーム

15%(※1)

PCソフト

15%

エレクトロニクス

10%

カメラ

10%

パソコン・周辺機器

8%

(エレクロニクス商品、カメラ商品、パソコン・周辺機器)
アクセサリー

10%、もしくは50円のいずれか高い方 (※2)

Kindle アクセサリ

45%

楽器

8%

オフィス・文房具

15%

ホーム(家具・インテリア・キッチン)

15%

ホームアプライアンス(小型白物家電)

15%

大型家電

8%

DIY・工具

15%

おもちゃ&ホビー

15%

スポーツ&アウトドア

15%

カー&バイク用品

15%

ベビー&マタニティ

15%

※出典:https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=1085246

これとは別にカテゴリ成約料というものがある。

国内 海外地域1 海外地域2 海外地域3
¥60(※) ¥120 ¥300 ¥350
CD&レコード ¥140 ¥250 ¥400 ¥450
ビデオ ¥30 ¥300 ¥500 ¥600
DVD ¥140 ¥250 ¥400 ¥450

※出典:https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=1085246

つまり、DVDを2,000円で出品するケースでは

2,000円×15%(販売手数料率)+140円(カテゴリ成約料)= 300円+140円=440円

が手数料としてAmazonに徴収されるということになる。

基本的にカテゴリ成約料はいわゆるメディア商品に適用されるため、せどりでビジネスを展開している人は気にする必要がある。※ただ、中国輸入ビジネスでは対象になることは殆ど無いから気にしなくても良いかもしれない。

販売手数料にしてもカテゴリ成約料にせよ、商品カテゴリによって決まっていることは読み取ってもらえたかと思う。

このカテゴリの調べ方なのだけれど、Amazonが提供してくれている「商品検索シート」を使うのが一番いいと思う。

http://s3.amazonaws.com/JP_AM/su/202055160.pdf?ref=su_jpJP_p_202055160

この商品検索シートはカテゴリだけではなく、商品名や最低価格など様々な商品情報をExcelで取得できる便利ツールだ。Excelのマクロを組める人ならASINだけ入力すれば、様々な商品情報をマスタ管理できる中核ツールを作ることもできるだろうね。

※僕もこのシートをつかった管理シートを作って管理しているよ。興味のある人はコメントください。

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