Amazonで販売するときのコストその5_関税
2016/08/09
ちゃんとコスト計算している?(関税)
Amazonで販売するときには様々なコストがかかるよね。そのコストを見越して仕入をするわけだけれど、意外とそのコストをちゃんと計算している人ってレアかもしれない。
今回はその辺りのコストに注目してみようと思う。
スポンサーリンク
コストの種類
Amazonで販売するときのコストには以下の様なものがある。
仕入代金
国内送料
国際送料
仕入代行費
FBA梱包費
関税
購入時消費税
FBA手数料
Amazon販売手数料
販売時消費税
今回は、この中で関税に注目して説明してみよう。
関税
関税ってのはものすごくムズカシイ。商品によってものすごい細分化されたジャンルが設定されていて、それごとに関税率が定められている。
「商品代金」+「国際送料」が「20万円以下」の場合は「簡易税率」が適用される。
・無税(0%)
ゴム及びその製品
紙及び板紙並びに製紙用パルプ、紙又は板紙の製品
陶磁製品
鉄鋼製品
すず及びその製品
・3%
その他、ほとんど全ての商品
・例外
履物(くつ)
革製品
ニット製衣類
20万円を超える場合は実効税率というやつになる。
http://www.customs.go.jp/tariff/
ものによっては20%の関税がかかる計算になる。
いやいやいや、20%も取られたら商売にならんでしょ。
そこで、ポイントになるのは個人輸入なのか、商業輸入なのかってことだ。
個人輸入
「商品代金」+「国際送料」の60%の価格に課税
一般輸入(商業)
「商品代金」+「国際送料」の100%の価格に課税
つまり個人輸入扱いにできれば60%の代金に対して課税されると言うことになる。
個人輸入の条件は以下のとおり。
- 住所は個人の自宅
- 一度の輸入数量が個人使用の量を逸脱しない
- 税関の業者データにのらない
※税関は個人の輸入データを住所単位で管理しているらしいけど、わりとずさん(^^;)
EMSで輸送するとわりと個人扱いになるらしい。ぶっちゃけ、関税がかかるかどうかは事前には把握できないと思っといたほうが良い!
自分のケースでいうと、とりあえず全部の商品に対して5%の関税がかかる前提で計算してみているよ。
君も何度か輸入を進めてみたら自分なりの計算式を算定してみよう。
いいのができたら教えてねw