Amazonで販売するときのコストその3_仕入代行費
2016/08/09
ちゃんとコスト計算している?(仕入代行費)
Amazonで販売するときには様々なコストがかかるよね。そのコストを見越して仕入をするわけだけれど、意外とそのコストをちゃんと計算している人ってレアかもしれない。
今回はその辺りのコストに注目してみようと思う。
コストの種類
Amazonで販売するときのコストには以下の様なものがある。
仕入代金
国内送料
国際送料
仕入代行費
FBA梱包費
関税
購入時消費税
FBA手数料
Amazon販売手数料
販売時消費税
今回は、この中で仕入代行費に注目して説明してみよう。
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仕入代行費
読んで字のごとく、仕入代行業者もしくはパートナーさんに仕入代行をしてもらうための手数料だね。
このあたりの費用は相手先ごとにだいぶ違う。とあるパートナーさんは一律仕入代金の5%でやってもらえるけれど、別のパートナーさんだと、仕入れ量が多い時は8%、少ない時は5%と言うように計算を一律で行うことができないものだ。
まあ、結果としては請求された金額を支払うわけなんだけれど、少なくともチェックは出来るようにしておく必要があるので、見積依頼をした段階で、概算を計算しておくとよい。
また、仕入代金のところでも触れたけれど、SKU(自分のところの独自商品コード)には仕入にかかったコストを出しておいたほうが良いので、この仕入代行料についても仕入時に商品単位で把握されていて欲しいところ。
でも、仕入先ごとに手数料体系がバラバラなので、費用計算をするために仕入先ごとに仕入れ台帳を分けて管理するようなことをしないといけなくなる。
これは思いの外面倒なポイントなんだよね。仕入先ごとにSKUを別々に管理することになるので、いわゆる商品マスタを一元管理できなくなってしまう。そうすることで、例えばASIN単位にどこの仕入先がメリットが有るかとかの横串でのチェックが行いにくくなってしまうんだね。このあたりは課題だなぁ。
ただ、この仕入代行費は全体のコストの中では非常に小さい部分になる。だから、目くじら立てずに例えば一律7%で計算してしまうとかでも十分にありかもしれない。むしろ、パートナーさんといかにしていい関係を続けるかに注目したほうがよっぽどメリットにつながるはず。
僕の場合は、何人かの中国現地にいらっしゃるパートナーさんとやり取りをさせてもらっているのだけれど、彼らの勤勉さは非常に素晴らしい物がある。検品にしても、自分が気づくことができなかったようなポイントについて指摘してくれるし、仕入のおすすめもしてくれる。つまり、僕自身が成長することをサポートしてくれている。
感謝の意味を込めて、きちんとお支払いするコストを加味しておこう。