Amazonで販売するときのコストその2_国際送料
2016/08/09
ちゃんとコスト計算している?(国際送料)
Amazonで販売するときには様々なコストがかかるよね。そのコストを見越して仕入をするわけだけれど、意外とそのコストをちゃんと計算している人ってレアかもしれない。
今回はその辺りのコストに注目してみようと思う。
コストの種類
Amazonで販売するときのコストには以下の様なものがある。
仕入代金
国内送料
国際送料
仕入代行費
FBA梱包費
関税
購入時消費税
FBA手数料
Amazon販売手数料
販売時消費税
今回は、この中で国際送料に注目して説明してみよう。
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国際送料
中国輸入ビジネスで最も気にするのがこの国際送料だ。
もしかしたら仕入代金よりも気にするかもしれない。
個人で海外に荷物を送ったり送ってもらったりという経験をする人は割と少ないと思うので、君にはこの送料が重さに比例して設定されているということから知っておいてもらいたいと思う。
お願いしている仕入代行業者やパートナーによって配送業者の費用は異なってくるけれど、大体はその重さが20kgを超えるかどうかで、費用がぐんと変わるようになっている。
中国ではSAGAWA、日本専用線、EMS、DHLあたりが使われることが多いのだけれど、そのいずれもが20kgを堺にだいぶ安くなる。
例えば、SAGAWAだと
20kgまで
最初の0.5kg:90元
以降0.5kgあたり:21元
となっている。この前提で19kgで計算すると
90元 + 21元×(18.5kg/0.5) = 867元
となる。
で、20kgを超えると
20kg
kgあたり:26元
となっている。25kgで計算すると
26元 ×25kg = 650元
となり、19kgより圧倒的に安いことがわかる。
これが100kgを超えると
kgあたり:21元
となり、さらにお得になる。つまり、いっぺんに仕入れたほうがお買い得になるという仕組みだ。
で、その重さ何だけれど、容積重量という考え方が適用される。この容積重量というのは実際の重さと容積(立方cm)÷6000(配送業者によって5000で計算することもある)を1kgとして扱った時に、重い方を採用するというもの。
例えばぬいぐるみのような、軽いんだけれど容積が大きい物は重い物として扱われるということだね。
なので、基本的には小さくて軽いものが仕入には強いということになる。でも、さっき書いたように荷物あたりの重量が20kgを超えるかどうかは重大なポイントになるので、20kgを超えさせるためにわざとかさばる商品を仕入れることもある。トータルとしてどうしていくか?という問題になるわけだね。
僕の場合は、この辺りを荷物のサイズから自動計算するExcelを作っておいて、把握しやすいようにしてみている。君も色々工夫してみよう。