7つの習慣_終わりを思い描くことから始める
2016/07/17
有名な7つの習慣
スティーブン・R・コヴィーという人物がいる。この人物の著書に「7つの習慣 人格主義の回復」という本がある。
非常にビジネスを展開する上での示唆に富んだ内容になっている。
今回はこの7つの習慣の内、第二の習慣「終わりを思い描くことから始める」に触れてみよう。
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終わりって?
ここで言う「終わり」というのは言い換えれば目標ってことになる。どうなりたいのかってことだね。
つまり目標をきちんと定めてから行動しようねってことをコヴィーさんは言っているわけだ。
んなことはわかっているよって君は言うかもしれないね。もうちょっと言葉を変えてみると、目標を定めるってことは人生をデザインするって言い換えることが出来る。
いきなり話がでかくなって意味がわからないと思うので、もうちょっと紐解いてみよう。
目標は「どうなりたいか」なわけだけれど、突き詰めていくと「君が何のために生きているのか」というテーマにぶち当たる。コヴィーさんはこのテーマに相対するためには以下の3つのちからを利用すると良いと言っている。
- 自覚
- 想像力
- 良心
自覚
自覚というのは「自分自身を客観的に見つめる力」ってことだ。
この客観的にってのがポイントになる。自分を俯瞰的に眺める癖をつけておこう。主体的に動く習慣でも触れたけれど、外部刺激に対して反応するのではなく、受け止めて戦略的に返す。このためにもこの俯瞰的に自分を眺めるというのは非常に重要だ。
嫌なことを言われても、「ああ嫌なことを言われているな、俺」ってまずは受け止めて、自分の感情に振り回されることもなく、最適解を模索する。
これが自覚ってことだ。
想像力
想像力は「現在の状況を超えて頭の中で想像する力」ってことだ。
自覚によって、状況を俯瞰して把握したら、その状況をより良い方向にするための方法を想像する。この想像力ってのは多分に経験がモノを言う側面はあると思う。だけれども、経験は誰しも持っているもの。自分の経験に照らし合わせて新たな経験に向かっていくという姿勢が非常に重要なんだね。
良心
良心は「原則と現状の差分を把握する力」ってことだ。
原則というのは、自分の中に潜在的に存在している君自身の「方針」だ。これを具体化していくと「目標」になる。原則を目標にまで具体化できると、言葉で現状と目標の差分を把握できるようになるんだけれど、その前の「原則」の状態であっても、人は現場と原則の差分を直感的に感じることが出来る能力を持っている。それが良心というわけだ。
3つの力で原則を目標に具体化する
自覚により状況を把握し、良心によってその差分を感じ、その上で想像力を行使して目標を形作る。
僕の場合は家族の状態や会社の状態、それに社会の状態から見て、サラリーマン生活を突き詰めていくだけでは家族を幸せにすることは難しいと自覚し、より主体的に世の中と関わることで収入という対価を得ることが出来ると良心によって感じて、物販ビジネスで多くの人にベネフィットを提案していこうという目標にたどり着いた。
君はどんな目標を描き出すだろうか?