マインド 戦略

7つの習慣_最優先事項を優先する

2016/07/18

有名な7つの習慣

スティーブン・R・コヴィーという人物がいる。この人物の著書に「7つの習慣 人格主義の回復」という本がある。

非常にビジネスを展開する上での示唆に富んだ内容になっている。

今回はこの7つの習慣の内、第三の習慣「最優先事項を優先する」に触れてみよう。

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最優先事項って?

最優先事項を優先するって当たり前じゃん。はい、君は正しい。ポイントはその最優先を何を持って決めるかということだね。

コヴィーさんはそれを決めるために人間の活動を4つの種類に分類した。

  1. 緊急で重要なこと
    締め切りのある仕事や病気への対応とか
  2. 緊急ではないが重要なこと
    人脈作りや勉強、健康維持とか
  3. 緊急だが重要でないこと
    日々の報告や電話対応とか
  4. 緊急でも重要でもないこと
    待ち時間やテレビのザッピングやら目的を定めないネットサーフィン
    君は目的を持ってここを読んでいるから今はここじゃないぞ(๑´ڡ`๑)

この中で最優先にすべき行動は「緊急ではないが重要なこと」だとコヴィーさんは言う。

緊急ではないが重要なことを具体的にしてみよう

緊急ではないが重要なことっていうのは君にとってどんなことになるだろう?

そのことを紐解くためには君自身の役割を自覚(俯瞰して自分を把握することだったね)することから始める。

例えば僕の場合はこんな感じ

  1. 父親
  2. プロジェクトリーダー
  3. 人生を謳歌する人

父親としては子供に未来への道をできるだけたくさん見せてあげなければならない。そのためには色んな所にお出かけしたり、本を読んであげたりするというのが緊急ではないが重要な事になる。

夫としては妻に愛情を注いでお互いを高め合う必要がある。そのためには今日学んだことを会話したりなんでも話せる雰囲気作りをすることが緊急ではないが重要なことになる。

プロジェクトリーダーとしてはプロジェクトを俯瞰して懸念事項を洗い出しておいたうえで、プロジェクトメンバーにそのことを自覚(俯瞰して自分自身の状況を把握)してもらうことが緊急ではないが重要な事になる。

人生を謳歌する人としては原則に立ち返り目標を定めそのことを具体化することが緊急ではないが重要な事になる。

自分の役割を棚卸ししてみよう。

具体化できたら短期スケジュールに落とし込もう

やるべきことが見えてきたらそれをスケジュールに落とし込もう。だけれども、必ずしも決めたスケジュール通りに進まなかったからといってそれを気に病むことはない。スケジュールをこなすことが目的ではなく、重要な事をやり続けることで目標に近づくことが大切だからだ。

そのためにはスケジュールにある緊急ではないが重要な事を定期的に意識すること。

それによって原則に立ち返り目標を見失うことを防げるという寸法だね。

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