7つの習慣_刃を研ぐ
2016/08/12
有名な7つの習慣
スティーブン・R・コヴィーという人物がいる。この人物の著書に「7つの習慣 人格主義の回復」という本がある。
非常にビジネスを展開する上での示唆に富んだ内容になっている。
今回はこの7つの習慣の内、第七の習慣「刃を研ぐ」に触れてみよう。
スポンサーリンク
自分の器の育て方
この第七の習慣は第一~第六の習慣を全て意識した上ですすめるべき習慣になる。
- 主体的になる
- 終わりを思い描くことから始める
- 最優先事項を優先する
- Win-Winを考える
- まず理解に徹し、そして理解される
- シナジーを創りだす
自分の器は4つの側面からバランスを考えて育てていく必要がある。
- 体調
- 観点
- 自立性
- つながり
体調の器
持久力と柔軟性、そして強さを意識して体調を整えよう。
持久力により日々のビジネスを継続出来るようにしておき、柔軟性によってトラブルに対する受容力が高まる。そして、強さによってビジネスを更に進めていく。
つまり、第一の習慣である「主体的である」ことの前提となるのがこの体調面での器になるわけだ。
きっちり運動をして育てていこう。
観点の器
観点の器とは自分の価値を見つめなおすことで育っていく。
第二の習慣で最終的に自分の目標を定めていくわけだけれど、その時のベースとなる器というわけだ。
そもそも自分は何者になりたいのか?という問に答えられる様になるのは並大抵のことではない。それはある種の悟りにも似た境地だ。
一足飛びにそこを目指す必要はない。大事なのは昨日の自分が見えているものよりも今日の自分が見えていることが明確になっているということだ。
そのためには、自分の考えや心の中を見つめなおし、場合によってはアウトプットすることで顕在化に務める事が重要だ。
自立性の器
情報収集能力の器と言い換えることも出来るのがこの自立性の器だ。つまり自分の中の情報を明確化し、体系化することで、第三の習慣の最優先事項とは何かを判断する土壌を作り上げていくことになる。
情報収集能力、体系化は情報収集そのものの行為とそのまとめをすることが器の成長へとつながっていく。このブログも自分の自立性の器を育ててくれている………はずだ。………だといいなぁ。………でないと困るぞ!
つながりの器
つながりの器とは仕事や公との関わりの中でいかに自分の価値観に忠実であるかの器だ。観点の器と自立性の器をベースとして、自分の価値観や付加価値を世にはなっていく第四、第五、第六の習慣の土壌となる器だ。
4つの器のリニューアルこそが7つの習慣のもたらすこと
4つの器が7つの習慣のベースになるわけだが、それは同時に7つの習慣がこの4つの器を育てていくことを意味する。
明日の君が今日の君よりも素晴らしくなるために。
器のリニューアルを続けていこう。