自由という言葉が自分に与えてくれる未来
2016/08/09
君は自由に生きているかな?
ネットビジネスの世界の魅力は色々あるけど、その中の一つに「必ずしも組織を作らなくてもできる」というのがあるような気がするんだ。
僕の場合、中国輸入をやってみようと思ったきっかけは務めている会社での小さな挫折だった。
詳しくは別に書こうと思うけど、とにかく「ああ、この人達とは本気で仕事するのはムズカシイね」って思っちゃったわけ。
そうなると、その組織の中で出世してやろうとか、意味ある仕事をしてやろう、とか前向きな気持がどんどんしぼんでいってしまって、かと言って速攻で仕事をやめてやるとか、そんな気持ちにもなれず、なんとも宙ぶらりんな気持ちで日々を過ごすようになってしまったんだ。
そんな時に出会ったのがAmazonで物を売れるってことが書いてある本だった。その本では日本で物を仕入れて欧米で売るというモデル、いわゆるAmazon輸出のことが書かれていた。
当時の僕は個人が個人にものを売るということがフリマとかでチビチビ不要なものを売るっていうことくらいしか知らなかったので、この「輸出」という言葉が非常にインパクトを僕に与えたことは印象深く覚えている。「あ、もしかしたら自分一人でも自分の家族を養うくらいはできるんじゃないか?」ってね。
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組織の中でのプロセス
組織の中で仕事をしていると、どうしても意見の対立が出てきて、それに対して
- 自分の意見の根拠を調査
- 根拠の裏付けの調査
- 根拠の説明
- 意見のすり合わせ(妥協案の模索)
- 妥協案の具体化
- 実施
なんていうプロセスを経る。自分のやっている仕事に誇りを持ってやれている場合は、こんなプロセスを踏むことは当たり前にできることなんだけれど、「とりあえず生活のために仕事をしている」状態にある人には、その一つ一つの作業が苦痛以外の何物でもなくなってしまう。
で、ネットビジネスの中でもスモールビジネスと呼ばれる一人でできるようなビジネスの場合、さっきのプロセスの中で、3~5をすっとばせるというメリットが有る。当然成功しないといけないから、「自分の意見の根拠を調査」や「根拠の裏付けの調査」は必要だけれども、人によってはそれすらも「経営者の勘」という人もいるくらい(まあ、それは継続性があるのかって話だけどね)。
このことは「あんまり人と言い争いしたくないなぁ」というある意味後ろ向きな要素もあるけれど、どちらかと言うと「組織では必ずしなければいけないことをすっとばせる」という前向きな要素が大きい。つまりスピードが早いんだね。
このスピードの早さってのは、自由の最大のメリットだと思う。
自由という言葉の意味
ちょっと勘違いすることが多いと思うけど、自由っていうのは「何をしても怒られないこと」って意味とは違う。いや、一部はそれであっているんだけどそれだけじゃない。自由というのは自らに由る(よる)と書くんだけど、自らはわかるとして由る(よる)ってのがちっとわかりにくいよね。
由る(よる)っていうのは「何かの原因になる」ってことなんだ。つまり自由とは自分が原因になるって意味になる。
もうちょっとくだけた言い方をすると何でも自分のせいにできるってことかな。
いやいやいや、なんで好き好んで自分のせいにしなきゃいけないのよ?って声が聞こえてきそうだけれども、これって結構な魅力をもったことなんだよね。
僕の場合、仕事をしていて嫌なことは大抵は誰かがミスしたことに対する不満が原因にあるんだけど、それを自分のせいにできるっていうのはその人のミスが自分のせいだと本当に感じることができるって意味になる。そして、自分のせいってことは自分でなんとかできるって意味に繋がる。
つまり、何でも自分のせいにできるっていうのは何でも自分でなんとかできるって意味ってことになる。
ね?何でも自分でなんとかできるんだよ?それってスゴクネ?
自由が与えてくれる未来
で、何でも自分でなんとかできるとして、君は何をするかな?
僕はまず行動をすることにした。今の仕事をこなしながら、やるべきことを探してみることにした。
ポイントはできることではなくやるべきこと。目的は自由になること。何でも自分でなんとかできるようになること。そのために必要なことはなんだんだろう?考えてみた結果、僕は次の3つだと考えた。
- 投資をすること
- 利益をえること
- 利益を再投資すること
つまりは、お金を回すこと。そう考えた。
そのために、まずはものを販売することから始めようと思う。多くの商品はその価値を持っている。価値というのは物を手に入れたひとが手にする未来の可能性そのものだ。
僕は僕の自由によって、誰かの未来の可能性を開けると思った。
君は君の自由で何をなすのかな?