自分でビジネスを所有するってことは 自責化 をするってことを意味する
2016/09/22
自責化 がビジネスの基本
君が中国輸入ビジネスを始めるとして、その意味について少し考えてみよう。
ビジネスを保有するってことは、ビジネスで起きるすべての事柄について自分に原因があるってことを理解すること、つまり 自責化 が重要だ。
今回は、なんで自責化が重要なのかを考えてみよう。
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ビジネスをするってことはどういうことか
君がビジネスを始めると言うことは何を意味するのか?
それは君の判断で君の人生を歩むということだ。
組織の中にいると、経営者層の判断に従い、その判断をより詳細化、具体化していきながら利益を確保するという動きになる。
その詳細化、具体化のプロセスにも当然自分自身の判断が入るので、仕事をしている限り何らかの判断をしていることは間違いない。
ただ、本質的に「上の決めたこと」に従いながら仕事をするのと、「自分が決めたこと」に従って仕事をするのは意味合いが異なってくる。
一番の違いは結果の原因を自分の範疇に収められるかどうかだ。
上司が決めたことは上司の判断なので、仮にその判断が間違っていたとしても次に同じ判断を迫られた時に判断を変えることが出来ない。
対して自分の判断の間違いにより結果が伴わなかった場合は、その判断を変える権限が自分にある。
つまり、間違いを修正できる権限を自分が保有することが出来るわけだ。
消費者気分での仕入れ
中国輸入ビジネスを展開すると、まず最初に商品仕入れをすることになるんだけれど、そこには様々なトラブルがつきまとう。
仕入れたものが色違いで届いたり、縫製がめちゃくちゃだったり、数が足りなかったり、もう色々起きる。
その時に「パートナーの検品が悪い!」とか「仕入先が悪い」とか「中国は日本と考え方が違うのが悪い」とか考えがちだと思う。
でもしれはほとんど価値を生み出さない思考だと僕は思う。
例えば、パートナーの検品での不良確認漏れがあったとして、それをどのように改善できるかを考えるのが重要だ。
たとえば、パートナーさんの検品のチェックポイントに具体的に何を足せば今回起きたことは防げるのか?のように自分に何が出来るかを常に考えよう。
消費者気分で仕入れをしていると、そういう自分に出来ることに対する振り返りが行えない。
そうなると同じトラブルを自分で防げない。
パートナーさんに仕事をお願いしている以上、その品質チェックは君の仕事だ。
君には受け入れ責任があるんだ。
そして、最終的にはお客様に価値をお届けするのが君のビジネスの価値だ。
その最終的な価値を作りこむために、いかに自責化をするか。
つまり、次に問題が起きた時に自分が何を出来るかを常に考えよう。
そうしないと、相手を攻めるだけのつまらない人生に突っ走る事になってしまうからね。