改めてなりたい自分を想像してみてギャップを整理してみよう
2016/09/14
改めてなりたい自分を想像してみてギャップを整理してみよう
ビジネスに限ったことではないけれど、自分がなりたい自分を見つめなおすことは、日々のモチベーションに直結する大切なことだと思う。
40代にもなって「本当の自分は何か?」なんて思いもしないけれど、なりたい状態をよりリアルに想像することで見えてくるものもあるだろう。
今回は、なりたい自分を見つめなおしてみようと思う。
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なぜ自分がビジネスを始めたか
最初に自分が中国輸入ビジネスを始めようと思ったきっかけから振り返ってみようと思う。
プロフィールでも書いているけれど、発端は自分に対する無価値感だった。
業種システムエンジニアとして、出版業に携わっていたんだけれど、御存知の通り出版業は斜陽産業と呼ばれて久しい。雑誌の売上は右肩下がり。産業構造的に商品アイテム数だけが増え続け、利益が生み出しにくい環境。必然的にシステムの仕事も減っていく傾向があった。
それに伴い、出版業以外の仕事が増えていき、全く業種知識のない中で様々な業種のシステムを手掛けることになっていった。
通常は業種知識を持っている他のシステムエンジニアと連携しながら、徐々に知識をつけていくのだけれど、たまたま携わったプロジェクトでは人員が極端に不足していて、組織としてのフォローをうまく受けられない状態に陥ってしまった。
結果として顧客と合意したと議事録上も記録されていることを覆されたり、そもそも理解が出来なかったりと、大きな問題が頻発してしまった。
結果として、うつ状態が発症し、自分は組織の中での存在意義を失ってしまった。
一度失った存在意義は組織の中で取り戻すことは非常に難しい。一度バツがついた人間は組織をコントロールする側の人間にはなれないのだ。
元々、組織をコントロールする側の人間になることに懐疑的だったこともあり、僕は他の方法で自分の人生をデザインする必要性に迫られたわけだ。
なりたい自分を考える
例えば、月あたりの収入が200万円あったとして、僕は何をしたいのか?
実際のところ、家のローンやら子どもの教育費やらお金は必要なんだけれど、お金を使って豪遊したいだとか、美味しい料理を食べつくしたい、とかの欲求はそれほど感じていない。
子どもがきちんと育っていくための投資は惜しみたくはないけれど、温室育ちの弱っちい人間になってほしくはないので、できるだけ色々な人とあって色々な価値観に晒されながら強靭な人物になってほしい。
そのためには、色々なところに出掛けて色々な人物と会話する機会を与えてあげたい。合わせて自分も色々な人と話をしていきたい。
自分は旅をしたいってことなのかもしれない。
見たことのない世界をもっと見てみたい。
ネットにせよリアルにせよ、世界はこんなにもうごめいているのだからね。
そして、その感じた世界を本にしたい。
感じたままに文章にしてみんなに読んでもらいたい。
そのための時間が欲しい。
だから僕は中国輸入ビジネスを始めた。自分の時間を作るための資金を回すために。