失敗を振り返る
2016/07/30
仕入れてみたは全く売れない
せっかく意気込んで商品リサーチをしても全く売れない商品。あるよねぇ。
商品リサーチ力の向上が中国輸入ビジネスでは必須だけれども、そのためにはきっちりと自分の商品リサーチを振り返ってみることが重要だと思う。
今回は自分の失敗した商品リサーチを振り返ってみようと思う。
スポンサーリンク
失敗商品
まずはこの商品を振り返ってみよう。この商品はガラスカッターの替刃セット(替刃をするためのドライバー付き)という商品だ。
この商品を仕入れてみようと思った時は、モノレートでもそれなりに動いていたし、出品している人数も6人程度というまあまあな状況だった。
ところが、仕入れてみていざFBAに入れてみたはいいけれど、ぱたっと売れなくなってしまった。なぜだ!
セラーセントラルの在庫健全化ツールでチェックをしてみると「低い閲覧数」と出た。つまりは、そもそも見てもらえてませんぜ、この商品ってわけだ。
こればっかりは仕入れてみないと見られないので、きっちり最初のテスト仕入れは2個というルールを守ることで傷口は少なくて済む。
でも、そんなの仕入れるときにわからないじゃないか!と言うことで、無理矢理にでも理由を見つけてみようと思う。
タイトルに「ノーブランド」って入っちゃっている
入っちゃっているねぇ。お客様観点で行くと「ノーブランド」って商品のイメージってこんな感じだと思う。
メリット
- 安い
デメリット
- 安っぽい
- 品質が心配
つまりだ。タイトルっていう最も検索のキーワードに使ってもらいたい場所にデメリットの多いキーワードが入っているってのがいただけないってわけだ。安いものを買いたいってお客様はたしかにいるけれども、そいういうお客様は「欲しい」と思うキーワードで検索した上で値段で絞り込むという検索方法をとっているはずだ。
「ノーブランド」というキーワードで検索するのは我々出品する側の人間だよね。
タイトルに「ノーブランド」はやめておこう今度から。うん。
ニーズがニッチすぎる
ガラスカッターって商品。どのくらいのニーズがあるんだろう?
ガラスに関する趣味って考えると以下の様な趣味があるらしい。
- 吹きガラス
ぷぅって吹いてふくらませるあれだね - バーナーワーク
とんぼ玉とかのやつ - ステンドグラス
教会の窓やランプ等で有名。板ガラスをカットし、パズル状に組み合わせたガラスを半田(鉛と錫)で溶接して一つの絵を作るやつ - サンドブラスト
研磨剤を吹き付けてガラスに傷をつけて模様を描くやつ - ガラスエッチング
薬品を用いて腐食させて絵柄模様を描くやつ - 切子ガラス
グラインダーで傷をつけて模様を描くやつ。うぃ~ - キルンワーク
電気炉でガラスを溶かして成形していくやつ - パートドヴェール
石膏型にガラスの粒を入れ、加熱して成形していくやつ - フュージング
ガラス板、棒などを溶かして成形するやつ
つまりだ。ガラスはほとんどは溶かしてあ~だこ~だするってわけだ。ガラスカッターを使うのはステンドグラスくらいなもの。
うん、ニッチすぎるかな。