失敗を振り返るその2
2016/08/08
仕入れてみたは全く売れない
せっかく意気込んで商品リサーチをしても全く売れない商品。あるよねぇ。
商品リサーチ力の向上が中国輸入ビジネスでは必須だけれども、そのためにはきっちりと自分の商品リサーチを振り返ってみることが重要だと思う。
今回は自分の失敗した商品リサーチを振り返ってみようと思う。
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失敗商品
今回はこの商品。一時期は結構売れていて、それなりに売上に貢献してくれていた商品だった。ところが、ある時期を過ぎるとぱたっと売れなくなってしまった商品だ。
ちょっとしたフォーマル服で、卒業式とかをターゲットとした商品だ。
タイトルに「ノーブランド」って入っちゃっている
ご多分に漏れず、タイトルにノーブランドって入っちゃっているねぇ。
安かろう悪かろうのイメージを自ら発信しちゃっている商品なわけだね。昨日の投稿でも書いたけれども、お客様観点から言えばこの「ノーブランド」と言う言葉はあまりメリットにはつながらない。
そのキーワードで検索するお客様は「安い」以外のメリットを求めないだろうからね。
レビューが悪い
この商品は、実際に売れ始めてからレビューの内容がどんどん悪くなっていった。「縫製が悪い」やら「生地が薄くて卒業式では風邪を引いてしまう」やら。
そもそも商品としての質に問題があるとされているようだ。
仕入れのタイミングではそのような酷評のレビューはあまりなかったのだけれども、やっぱりテスト仕入れの段階でお客様の立場になって商品を見つめなおす必要があるのだろうね。
売れる時期を絞り込んでいる
タイトルに「卒業式」とある。この商品は本当に3月限定で売れるようになっている商品なわけだ。
3月前半に売り切らないとダメ。そういう商品だということをきちんと認識して仕入数を決めないとダメな商品だったわけだ。
ターゲット顧客を絞り込むことそのものは問題ではない、というか商売の本質としてそれはむしろするべきことなんだけれど、ただ売れているから仕入れようというシンプルな考え方では足りないということだね。
実際、2016年7月に入ってから、この商品は1つも売れていない。他の出品者を含めて1つも売れていない。
これを解消するためには商品タイトルを始めとした商品ページを変えるしか無いのだけれど、商品ページはそのページを作った人でなければ変えることが出来ない。
なので、ちゃんと売りたかったら新規の商品ページを立ち上げていくしか無い。
この商品はこの時期を絞り込んでいるということに対する認識を持てなかったことが最大の敗因だね。