中国輸入 戦略

国際送料に注目しよう

2016/06/27

低予算のケースでは国際送料が効いてくる

中国輸入ビジネスでは低予算で始められることがメリットだということは前にも触れているけれども、低予算でビジネスを展開していく時に最も影響が大きいのは国際送料だ。

中国輸入ビジネスにおける国際送料は容積重量ベースで考えた時に、重ければ重いほど割安になる。

例えば、3kgと30kgで考えてみよう。

3kgだと205元、30kgだと775元となることもある。つまり1kgあたり68.3元と25.8元と3倍ちかくの差が出る計算になる。

低予算だと、どうしても1回あたりの重量が小さくなってしまうが、その時のデメリットは計り知れない。

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国際送料を抑える工夫

基本戦略は1度に送付する荷物の容積重量を20kg以上にするということだ。多くの配送業者の価格設定が20kgを堺にガクッと安くなることが多い。

境目としては20kg、50kg、100kgで各々国際送料の単価が下がっていく。20kgというと非常に大きい数字に見えるかもしれないけれど、アパレル系のものを混ぜると、割と簡単に越えていく数字だ。

注意するべきポイントとして、FBA直送の場合、直送先の倉庫ごとに20kgを超えないといけないということだ。代行業者やパートナーに発注を掛ける前に納品プランを試しに作ってみて、倉庫を確認し、倉庫ごとの重量が満たない場合は、一度手元に送ってもらってから各々に送付するほうが割安な場合もあるのでチェックしてみよう。

アリエクスプレスを使って国際送料を抑える

アリエクスプレスを活用することで国際送料を抑えることができるケースがある。アリエクスプレスでは、国際送料無料という商品も多数あるのだ。

これを使って、国際送料を抑えていくというのも一つの手だ。ただ、基本的にアリエクスプレスは割高な設定になっていることが多いので、あくまでテスト仕入れとして割りきってみるのが良いだろう。

また、決済方法にクレジット決済を選択できるのも大きなメリットの一つだ。これによりキャッシュ・フローを改善することができる。あわせて、国際送料、代行手数料などをかけずして手元に商品が届くので、原価計算が非常にシンプルになる。これは非常に大きなメリットだ。

ただ、当然デメリットも出てくる。返品がしにくいのだ。

いざ返品となると、国際送料をかけて返品することになり、本末転倒なことが起きかねない。仕入れをする際には、レビューなどをきちんと見極めてからにすることが重要だ。

 

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