商品検索シートを使って商品情報を取得して商品リサーチと仕入管理を効率化
2016/08/19
商品情報を活用しよう
Amazonが提供してくれている便利ツールに「商品検索シート」というExcelシートがあるのを君は知っているかな?
このシートはASINやJANコードから商品情報を取得してくれるすぐれものなんだけれど、案外使っている人は少ない。
商品情報の活用は商品リサーチや仕入管理の効率化のために避けては通れない。
今回は、この商品検索シートに注目してみよう。
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商品検索シートをゲットしよう
まずは、商品検索シートをゲットすることから始めてみよう。
このリンク先には商品検索シートの使い方の説明が書いてあるPDFがある。その中に商品検索シートの取得先URLも書いてある。
設定方法は商品検索シートの説明に従っていくことで、特に引っかかることなく使えると思う。ポイントはAmazonMWSのアカウント取得のところくらいだろう。
まずはこのページの動画かPDFにしたがってMWSアカウントの取得を行おう。
MWSアカウント取得で得られる情報は以下の3つだ。
- AWSアクセスキーID
- 秘密キー
- 出品者ID
アカウント取得時に表示される上記の情報はきちんとメモしておこう。
商品検索シートで得られる情報
商品検索シートで得られる情報は以下の様なものがある。
- 商品グループ
- 商品タイプ
- 商品名
- ブランド名
- メーカー名
- パッケージ商品数
- メーカー型番
- 商品型番
- 商品メイン画像URL
- PKGLength(cm)
- PKGWidth(cm)
- PKGHeight(cm)
- PKGWeight(g)
- Format
- OS
- Platform
- 最低価格
- 最低価格(配送料)
- リードタイム
- 希望小売価格
- 対象最低月齢
- 対象最高月齢
- 商品説明箇条書き
- サイズ
- カラー
- 親ASIN
- Titleが不正
- Titleの確認要
この中で、ポイントとなる項目に注目していってみよう。
商品グループ
商品グループはAmazonのカテゴリに対する値がセットされる。なにげにこの商品グループ情報は重要な情報だ。
この商品グループの情報によって、Amazonの手数料が変わるのと、商品グループごとに出品申請が必要になるからだ。
面白いのが、大型家電のカテゴリになっている商品で、普通の小さな置時計があったりすることだ。大型家電はAmazon販売手数料が8%なので、お得ってことだね。
サイズ情報
- PKGLength(cm)
- PKGWidth(cm)
- PKGHeight(cm)
- PKGWeight(g)
このあたりの情報はFBAの手数料の計算をするインプットになる情報だ。FBA手数料については以下の記事を参照して欲しい。
上記の判定方法を自動化することで、FBAシミュレータでいちいち確認する手間を削減できるぞ。
最低価格情報
- 最低価格
- 最低価格(配送料)
この情報を使うことで、出品価格の設定を行うことができる。残念ながら、2番めの価格や、各価格帯での出品者数は取得できないので、そのあたりまで活用したくなったとしたら、別の方法で取得する必要があるね。
商品情報の活用方法は?
商品検索シートを使えば、最低限の商品情報は取得できることがわかってもらえたかと思う。
次回以降に、この商品情報の活用を考えてみよう。乞うご期待!