商品情報を活用しよう 商品グループによるAmazon販売手数料把握
2016/08/21
商品情報を活用していこう
商品情報の活用はAmazonマーケットプレイスでの効率化を視野に入れた時には避けては通れないポイントだ。 今回は、商品情報の内、商品グループに注目してみよう。
Amazonでは商品グループごとに販売手数料率が変わる。このことを加味して原価計算しないと実態としての利益をきちんと把握できない事になってしまう。
今回は、商品グループ別の販売手数料率の計算を具体的に見ていこうと思う。
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商品検索シートで取得できる商品情報
まずはおさらいで、商品検索シートで取得できる情報について整理しておこう。
以前も触れたけれど、商品検索シートでは結構多くの商品情報を自動取得してくれる仕組みだ。誰でもMWSアカウントを取得してしまえばExcelだけで商品情報を取得してくれるすぐれものだ。
今回はこの商品検索シートで取得できる以下の情報に注目していってみよう。
商品グループで取得される情報
商品グループはAmazonのカテゴリに対する値がセットされる。なにげにこの商品グループ情報は重要な情報だ。
この商品グループの情報によって、Amazonの手数料が変わるのと、商品グループごとに出品申請が必要になるからだ。
この出品手数料について見ていってみよう。
商品のカテゴリー 販売手数料率
書籍、雑誌、その他出版物 15%
CD&レコード 15%
ビデオ 15%
DVD 15%
TVゲーム 15%(※1)
PCソフト 15%
エレクトロニクス 10%
カメラ 10%
パソコン・周辺機器 8%
(エレクロニクス商品、カメラ商品、パソコン・周辺機器)
アクセサリー10%、もしくは50円のいずれか高い方 (※2)
Kindle アクセサリ 45%
楽器 8%
オフィス・文房具 15%
ホーム(家具・インテリア・キッチン) 15%
ホームアプライアンス(小型白物家電) 15%
大型家電 8%
DIY・工具 15%
おもちゃ&ホビー 15%
スポーツ&アウトドア 15%
カー&バイク用品 15%
ベビー&マタニティ 15%
※2016/08/15現在
中国輸入ビジネスでのターゲットを考えていくと、楽器の8%と大型家電の8%というのはチェックしておくべきポイントだ。よくやりがちな管理手法として、商品グループを加味しないで一律15%でAmazon販売手数料を計算して原価計算していることがあると思う。
でも、楽器もしくは大型家電であれば、8%で済むのだから、ここはきちんと把握しておきたいところだね。
特に大型家電。これはAmazonのカテゴライズの都合上、必ずしも大型ではないものも多く出品されている。普通に1kg以下の商品でもこのカテゴリになっていることが多いのだ。
そのことを加味して原価計算をしておくことで、より多くの利益を出す戦略につなげていこう。