受注生産品に気をつけよう
2016/07/02
受注生産品の見極め
タオバオには受注生産品と言って、注文を受けてから製品の作成に入るタイプの商品が存在する。いわゆる一点ものの販売ということになるが、そこには様々なリスクが存在する。
今回は、受注生産品に注目してみよう。
スポンサーリンク
受注生産品は基本返品ができない
受注生産品は、その名の通り受注してから商品の制作という作業に入ってしまうという性質上、基本的に返品を行うことができない。
そのため、実際に仕入れてみたら縫製が乱雑だったり、その他の品質に問題があったとしても返品できないため、販売時のリスクにつながることが多い。
可能ならば受注生産品は扱いたくないところだ。
受注生産品は見抜きにくい
受注生産品であることを全面に押し出してしまうと、購入者にとってのリスクが大きいと判断されてしまうため、販売者側も受注生産品であることを明示してきてくれないケースが多い。
明示してくれている場合は「定制」というキーワードで受注生産品であることを示してくれる。だが、このケースは良心的な販売者に限ったことだろう。
そのため、まずは店舗評価の3つの要素である「描述」「服务」「物流」の内、物流に着目してみる。
受注生産品は基本注文してから物が届くまでのリードタイムが長くなる。そのため、物流の評価が低くなりやすい。そこに注目して「物流」評価の低いケースでは受注生産品であることを疑ってみよう。
注意書きに着目しよう
注意書きやお知らせにこじんまりと受注生産品であることが書かれているケースも有る。基本、このケースだと、中国語を理解していない人には見分けがつかない。
また「手工制作」(手作り)とは書いてあっても、受注生産品であることは書いていないなどのケースも普通にある。
まずはパートナーさんに意識してもらおう
この辺りはパートナーさんに注意してもらって、対象から外してもらうことを意識してもらおう。
結局は受注生産品を見抜くには商品ページからだけではどうしても難しい部分が大きい。そのためアリワンワンなどを用いて、パートナーさんに受注生産品ではないことを確認してもらう必要がある。
そのためには、受注生産品のリスクをきちんと君からパートナーさんにお伝えして、避けるべき理由を共有した上で、リサーチリストから外してもらうようしよう。
パートナーさんにせよ、代行業者の方にせよ、受注生産品のデメリットを理解してもらえば、その仕入れには慎重になってくれるはずだ。