人工知能による超高速PDCAの時代が来たら僕達は何を手にして何を失うか
2016/09/10
人工知能による超高速PDCAの時代が来たら僕達は何を手にして何を失うか
中国輸入ビジネスを拡大していくのにPDCAが大事だということは前回も触れたけれど、最近話題の人工知能でもPDCAというキーワードが出てくる。
電王戦などで一昔前では考えられないほど人工知能が発展している昨今、僕達の身の回りの人工知能の成果を振り返りながら今後のビジネスを考えてみよう。
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レベル3以上はPDCAを自ら回しているってわけだ。
人工知能はすでに僕達の身の回りにある
で、実はレベル3の人工知能は僕たちは日頃からお世話になっている。Google先生をはじめとする検索エンジンがそれだ。
SEOと称してgoogle先生の気にいるように僕たちは行動しているっていう側面がすでに発生しているってわけだ。
今はまだレベル3の技術でgoogleは機械学習を進めている状態なのだけれど、レベル4の世界がgoogleに取り入れられた時に、僕たちは何を得て何を失うんだろう?
例えば商品を購入するプロセスに変化をもたらすことになると思う。よりニーズは細分化され、顧客は自分でも気づいていないニーズを日々掘り起こされることになると思う。
その人の日々の検索行動から、より多くの人が望む検索結果を導き出され、今までは関連が導き出すことができなかった特徴量を人工知能が導き出し、結果として検索を行う人の世界観を掘り起こしていく。
そうなると検索を行う人の主体はどこに行くのか?
人がより大衆化していくことになるのか?
いずれにせよ「定番」という考え方がより細分化されていくことになるはずだ。
僕達のような売り手側はより「尖った定番」という矛盾したものを提供していくことになるんだろう。
自分の得意分野を確立することが今まで以上に求められるってことなんだ。それがこの本を読んだ感想だった。