中国輸入 商品リサーチ

中国輸入の商品リサーチ_中国製品の見極め

2016/08/09

ノーブランド品を仕入れよう

中国輸入を始めるにあたって、まずは仕入対象の商品を探すことから始めるよね?様々なコストを計算して利益率を確保できるものを対象とするのだけれど、そもそも中国製品かどうか、もっと言うと淘宝網や阿里巴巴で購入できるかどうかを見極めることができなければならない。

でも、最初はAmazonで売っているものが中国製品かどうかなんて見極めるすべがないと思う。

今回は、中国輸入をするにあたっての商品の探し方にフォーカスしてみよう!

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ノーブランドが基本

まず、最初に理解しておかなければならないのが、中国輸入ビジネスではブランド物は扱えないということ。淘宝網や阿里巴巴で扱われているブランド品は残念ながらほぼ偽物だと思っておいたほうが良い。

偽物は通関手続きの際に止められる可能性が高く、また、仮に税関を通ったとしても、お客様に偽物をつかませることになってしまうので、非常に問題が大きい。つまり物理的に扱うことができないわけだ。

となると、必然的にブランド品以外の商品を扱うことになる。つまりノーブランド品だ。一口にノーブランド品と言っても、本当に種種雑多な商品がある。

例えば、Amazonで「ノーブランド 中国」と検索してみよう。

ものすごく色々なものが出てくることがわかると思う。コスプレ衣装はもちろんのこと、バッグ、靴、LEDのグッズ、専門工具なんてのもある。

よく中国製は品質が良くないという感想を耳にするけれど、中国製で品質が一定以上の商品は普通に存在する。先ほどのノーブランド、中国での検索結果の中にもレビューの星が5つのものがゴロゴロしているのが見て取れると思う。基本的にはこういうレビューで一定程度高い評価を得ているものを仕入れていけば、購入いただくお客様にも価値を提供できるし、品質の高いものは付加価値がつきやすく利益も取りやすい

狙うべき価格帯

レビューが高いものの中にも1,000円以下の低価格帯商品もあれば、5,000円以上の中価格帯商品もある。中には10,000以上の高価格帯商品もある。まずは狙うべきは中価格帯だと僕は思うんだ。

低価格帯だとどうしても利益が出しにくいし、FBAで扱うだけでざっくり400円かかることを考えるとマイナスになることも普通にある。

例えば1,000円の商品なら

Amazon手数料:150円
FBA関連:400円
消費税:80円(消費税8%計算。10%なら100円)
輸送コスト:150円

合計:780円

くらいのコストが仕入れ代金以外にかかる計算になる。つまり仕入を200円でできたとしても利益は20円にしかならない。そもそもいくら中国輸入ビジネスの仕入は金額が抑えやすいと言っても日本で1,000円で売っているものを200円での仕入はあまり現実的な数字じゃない。

結論、低価格帯はビジネスにならないのだ。

では高価格帯商品はどうか?

高価格帯では、よりお客様の期待度が高くなる。当然だね。そこにはその商品の属するカテゴリに対する深い理解が必要になってくる。もう少し言うとお客様が何を期待しているのかをきちんと理解しておく必要がある。

これができていないと、そもそも買ってもらえないし、もともと高価格帯の商品は商品回転率が低いので販売数が高まりにくい。

Amazonでの販売を始めた時には、一度もお客様から評価をいただけていない状態なので、販売者としての評価が低い状態での開始となる。この状態だとお客様に信頼してもらうことができないし、そもそもAmazonのカートを獲得できる可能性が低くなってしまう

そのため、ある程度Amazonのアカウントが育つ(評価がたまる)までは、中価格帯の商品を中心に販売していくことで、実績を積み増すことが重要だと僕は考えるよ。

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