中国輸入で主力となるFBAの納品時の梱包要件を復習しておこう
2016/08/10
FBA倉庫への納品のポイントを抑えよう
中国輸入ビジネスではFBAを活用した販売戦略が主力となってくるよね。
無在庫で販売するケースも無きにしもあらずだけれども、中国国内の在庫切れリスクを考えていくと、まずはFBAを使ってアカウントを育てていくことが王道だ。
今回は改めて、このFBA納品時の要件を振り返ってみよう。
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FBA倉庫への納品時の商品別の梱包
FBAに納品する商品は、基本的にその梱包状態のままお客様に届けられる。そのことを加味してきちんと梱包することが重要だ。
梱包状態はお客様の満足度に直結するからね。
それ以前の問題として梱包が以下の様な状態担っていると、そもそもFBA倉庫で受領してもらえない。まずはこのポイントの整理を行っていこう。
- 箱が潰れている
- 色あせしている
- 袋から商品がはみ出ている
- 袋が破れている
箱が潰れている
おもちゃや観賞用の商品は箱そのものが商品の一部になる。その商品の一部が壊れているのだから、仮にFBA納品時のチェックを通りぬけても、お客様の満足度が下がるし、最悪の場合、最低の評価を受けた上で返品をされるという体たらくになる。
ただ、日常使いをするスニーカーの箱はある程度は許容されるケースが多い。観点としては観賞用として用いるかどうかだろうね。
いずれにせよ、箱がひっちゃかめっちゃかとかありえないので、パートナーさんにしっかりチェックしてもらおう。
色あせしている
これは商品ページの写真と明らかに違うかどうかで判断される。
これもお客様の満足度および返品率に直結するポイントだね。
ただ、あきらかな色違いとなると、そもそも色あせとかそういう次元の話ではないような気もするけど……。まあ、しっかりとパートナーさんにチェックしてもらおう。
ただ、微妙な判定になるから、パートナーさんとのやり取りが安定するまでは自分の目でもチェックして、パートナーさんのチェック品質の向上につなげていこう。
袋から商品がはみ出ている、袋が破れている
結構あるのがこれ。商品自身が割ととんがっていて、袋を破ってしまうケースがあるからだね。
商品別にそういう可能性があるかどうかを管理しておいて、パートナーさんに仕入れ依頼をする段階でチェックポイントとして共有しておくことが重要だ。
そうしておけば、中国の仕入れ先に丈夫な梱包を事前にお願いすることで余計なコストをかけずに済むかもしれないからね。
輸送箱の要件
輸送箱ごとの要件はさほど厳しくはない。
- 納品プラン作成時に出来る梱包用ラベルを見えるところに貼ること
- ある程度丈夫な箱で送ること
- 箱に元々バーコードが印刷されている場合はマジックで上書きするかシールで見えなくすること
意外と知られていないのが、大型商品については、プチプチで巻いて、ダンボールに入れずにFBA納品できること。
ただ、その場合は1梱包1SKUにする必要があるので、国内の送料がかさむことがポイントだ。色々工夫の余地はありそうだなぁ。