タオバオでのトラブルパターン
2016/07/03
タオバオでのトラブルは日常的
タオバオで物を仕入れていると、様々なトラブルに見舞われる。
今回はそのトラブルのパターンに着目してそのパターンごとの対処法に迫ってみよう。
スポンサーリンク
注文した品物とサイズ違い・色違い
非常に多いパターンだ。何しろ、タオバオの販売者の感覚としては「数が揃ってりゃいいんだろ」というものが非常に強いように思われる。
例えばゾウのぬいぐるみを注文したら、やたらに耳の大きなダンボもどきがきて、「これは写真のゾウと違う」と言ってみても「ゾウはゾウでしょ?」と言うなんともいい加減な回答が来たりする。
それと同じように、Mサイズを注文したのに、Lサイズが届いたり、赤のシャツを頼んだのに青のシャツが届いたり、もお、やりたい放題なのだ。
もの違いへの対処
これは、パートナーさんや代行業者さんに検品を徹底してもらうしかない。
一度日本にものを仕入れてしまうと、返品するために国際送料がかかり非常にリスキーだ。
是非、中国国内で返品対応をしてもらおう。
デザインが違う
これも多いパターン。Amazonで扱っている商品で、デザイン性を売っているようなものは、生産時期によって微妙にデザインを変えてきたりする。
確かに以前はAmazonでの写真と同じデザインだったのに、今の生産品は微妙に変わっていたりする。
こうなると、Amazonで同じ商品として扱うことができなくなり、自分で新規商品ページを立ち上げて売るなどの対応をする必要が出てきてしまう。せっかくレビューがついて育ってきた商品ページで売り出せなくなるのは断腸の思いだろう。
デザイン違いへの対処
これはもう、仕入れを諦めるか、新しい商品ページで対応するかのどちらかでしか対応しようがない。OEMで生産しているのなら、このあたりのコントロールもできるようになってくるので、そのことを検討してみるのも吉だね。
片っぽしかない
靴やドアミラーなど、安く見せるためなんだろうけど、片っぽだけで売っているケースがある。画像では普通に2個セットに見えるのだけれど、そんなことはお構いなしだ。
片っぽへの対処
大抵は商品ページのどこかに記述があるが、それを見ぬくことは中国語を理解していない場合は困難を伴う。
パートナーさんや代行業者さんにそのケースがあることを認識してもらい、チェックをお願いしよう。
商品が来ない
まあ、来ない。
実際に仕入れをする前に在庫チェックをしているにもかかわらず、発送がされない。改めて問い合わせをしてみると「品切れです」と悪びれず言ってくる。
まあ、貧乏くじ感が否めないパターンだ。
商品が来ないことへの対処
直近の取引実績がある店鋪で仕入れるか、物流評価の高い店鋪を使うしか主だった対処は無い。取引実績があれば、それなりの在庫を抱えて運営していることがわかるし、物流評価が高ければ同じような判断ができると想定されるからだ。
もしそれでもこのパターンになったら、きっちりパートナーさんに「差評」で評価してもらおう。