中国輸入 仕入

タオバオでのキーワード

2016/06/29

タオバオで見かけるキーワードたち

タオバオをぶらついていると、中国語がわからないなりにいろんなキーワードが出てくるのが見て取れる。

今回はこの中で日単(日本向け製品)原単(輸出用製品)について触れてみよう。

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日本向け輸出品を表す日単

君は中国人が日本で爆買いしているというニュースを耳にしたことはあるよね?

あのニュースの中で、何を買っているかに触れていたことがあったんだけれど、日本の電化製品も買われていたのだけれど、中国製品もよく売れていると言われていることがあった。

中国国内でも、同じMADE IN CHINAであっても、PRODUCED BY JAPAN(日本で製品品質をコントロールされている製品)であったり、SALE FOR JAPAN(日本向け製品)のものについては「質が高い」と一般的に認識されている。

日本人は質に対して異様にこだわるから、適当に作っていると返品されてしまって大変なことになることをちゃんと認識しているわけだね。

で、中国国内でのネットショッピングでもその認識は広まっていて、日本向けの輸出品であることはセールスレターの一角をなすようになっている。そのキーワードが「日単」だ。

日単とあれば、日本向けの製品だから、ある程度質が高い製品だろうということだね。でも、この認識はすでに広まりすぎていて、日単と言っておけば良いといわんばかりに書かれている。

そもそも、偽物に対して「正規品」と表現するようなことがまかり通っている淘宝網では、日単についてもどこまで信用できるかという話だ。結局はその店舗の評価などとあわせ技で判断していくしかないわけだ。

輸出の残り品を表す原単

日単に似た要素を持つ言葉が「原単」だ。輸出向け商品に限らず、製品の製造工程では多くの商品について歩止りということが起きる。一定の確率で製品が目標品質に達することができず、ダメに成ってしまうということだね。

とは言え、数量が減ってしまっては売上げ減につながってしまうので、製造元としては、目標個数に対して若干余裕をもたせた個数をはじめから作るように計画する。

結果として、輸出向けに作ったはいいけれど、バイヤーに買ってもらった残りが出たりする。これが輸出向け製品の残り、原単だ。

これも、中国国内の人々に向けた製品よりも品質が高いという認識をされている。なので日単と同じ様にセールスレターの常套句になってしまっている

まあ、そういうものとして見ていけば、参考程度にはなるかもしれないね。

………しかし、中国の人々はホントに中国の人々自身を馬鹿にしているのかね。なんか、ちょっと悲しい話だ。

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