カート獲得を狙わないで売上を上げていこう 商品ページのアクセス数を活用
2016/08/25
価格競争はおっかない
値下げ競争に巻き込まれた時ほど、がっかりすることはないよね。
せっかく仕入れたものが、どんどん値下がりしていく。不良在庫を抱えるわけにもいかないから泣く泣く原価割れでも販売していくしか無い。
そんな風に考えてしまうよね。
でも、考え方を変えることで工夫のしようはあるはずだ。
今回は、価格競争とは別の発想を持つことで売上を拡大できないか考えてみよう。
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Amazonで買い物するときの方法
君がAmazonで買物をするときはどんな時だろう?
きっと、何か欲しいものがあって、その欲しいものを検索して買い物しているはずだ。
そう、Amazonの買い物は検索から始まっているわけだね。
スポンサープロダクト
検索すると「スポンサープロダクト」って表示とともに商品が表示されることがあるよね。あれは、Amazonの広告の仕組みでAmazonに広告料をクリック課金で払うことで自分の商品へ誘導する仕組みだ。
へ~自分の商品への誘導を出来るんだ。
そう君は思っているかもしれないね。で、このスポンサープロダクトの仕組みを利用すればどういうことが起きるのか?
例えば、値崩れが進んで原価1,000円の商品が900円になってしまっているとする。
そこに価格設定2,000円で出品しておく。
当然カートは取れない。それじゃ意味ないじゃん、と思うかもしれないが、そこでスポンサープロダクトの登場だ。
スポンサープロダクトはクリック課金なんだけれど、1日あたりの予算設定も出来るので、ある程度コストコントロールが可能だ。
で、スポンサープロダクトでコストを200円かけてその商品へ誘導したとする。
そうすると原価1,000円+広告費200円で総原価は1,200円となる。
それを2,000円で売れるとなると、800円の利益を出すことができるようになるって寸法だ。
対象とする商品
こういうアプローチが出来る商品はどんな商品なんだろう?
ポイントはズバリ、アクセス数だ。
セラーセントラルのビジネスレポートって見たことがあるかな?
ビジネスレポートでは、自分の出品している商品について、ページへのアクセス数やコンバージョン率などの情報を提供してくれる。
これらの情報を元にアクセス数が定常的にある商品を見つけることが出来る。
このアクセス数が集まっている商品は常に検索され続けている商品ってことだから、その商品は売れる可能性がそもそも高い。
そこにスポンサープロダクトで自分の商品へ誘導していくことで、売上を上げていこうってことだね。
ちょっとした戦略だけれども、考えどころにはなると思う。
君も色々試してみよう!