アリエクスプレスの特徴
2016/08/06
アリエクスプレスはB2Bサイト
アリエクスプレスというサイトがある。
アリエクスプレス
http://www.aliexpress.com/
このサイトはアリババグループが海外向けに運営しているB2Bの通販サイトだ。今回はこのアリエクスプレスについて触れていこう。
スポンサーリンク
最大の特徴はクレジット決済
アリエクスプレスの最大の特徴はクレジット決済が可能である、というポイントだ。アリババ、タオバオでは決済手段にアリペイ決済を使って、パートナーに払ってもらうか、さもなくば、海外口座への振込や海外送金など手間と手数料が大幅にかかる手段しかない。
アリペイ決済を行うために中国現地の銀行口座が必要であるため、事実上、人民元建てでの決済手段しか無いというのが実情だ。
それに対してアリエクスプレスでは通常のクレジット決済が行える。※Visa、Masterのみ
クレジット決済を行うとUSD建てでの決済を行うことができるようになる。
さらに、ことの良し悪しはあるが、クレジット決済を行うことで、商品を自宅にまで直送してもらうこととなり、代行業者やパートナーを使わずして対応することになるため、パートナー費用の削減になる。
当然、パートナーを経由するメリット(検品を現地で行うことで返品に対するコストを削減する、ものの状態を購入前にアリワンワンで確認してもらえる等)は受けられないことを前提に考える必要はあるけどね。
購入者保護システム
アリエクスプレスにはAliiExpress Buyer Protectionという保証システムが存在している。
商品の到着後にアリエクスプレスへの発注完了の手続きを行うことで、初めてセラーへの支払いが行われる仕組みになっているわけだ。
これによって、検品後、その商品の品質に問題が発覚した場合には、その問題点をセラーと話し合い、返品による全額返金にするか、払い戻し内容を合意させることが可能になっている。※注文完了後15日以内
交渉の際の言語は英語となるが、中国語よりはハードルが低めだね。
小ロット注文が可能
最低1個からの注文が可能であるため、テスト仕入れには最適といえる。さらに注文数を大きくすることで値引きのメリット設けられるため、通常の仕入先として使っていくことも可能だ。
まずアリエクスプレスで仕入れてみて、品質に問題がないことを確認の上、Amazonでの売れ行きを見てみる。
いざ、売れると判断出来た場合は、そのままアリエクスプレスでの仕入れ量を増やすもよし、パートナーを経由してタオバオやアリババ経由で同一の商品にアプローチしてもらい、仕入れるもよし。最適な方法を模索することが可能になるわけだ。