中国輸入 商品リサーチ

あいのり出品のライバル数チェック

2016/07/24

あいのり出品の商品リサーチ

中国輸入ビジネスを行うときに必ず行うことになるあいのり出品。

今回はあいのり出品の時に気にするライバル数のチェックについて触れていこう。

ライバルってなんだろう?

あいのり出品の時のライバルというのは、その同じ商品を出品している他の出品者のことなんだけれど、単純に同じ商品を出品しているからといって、必ずしも君のライバルになるかというと、そうとは言えない。

例えば、3,000円でカートが取れている商品があったとする。そして、君も3,000円でその商品を出品しているとする。

そこに出品している他の出品者の出品価格は以下のようになっていたとする。

  1. 3,000円 (FBA)
  2. 3,000円 (FBA)
  3. 3,000円 (自己発送)
  4. 3,100円 (FBA)
  5. 3,100円 (自己発送)
  6. 3,300円 (FBA)
  7. 3,500円 (FBA)

この場合でいくと、実際に3,000円で出品している人は3名だけになる。かつFBAで出品している人は2名だけだ。

この中でカートを取る可能性がある人は1番と2番、3番、4番くらいだろう。つまり出品者は7人いるのだけれど、実際にライバルになりうるのは4人だけということになる。

この商品がモノレート等で月に10個売れていると判ったとすると、

10個 ÷ 7人 = 1.4個/月

ではなくて

10個 ÷ 4人 = 2.5個/月

という予想が立つわけだね。

ライバルの出品状況と値下げ判断

基本は、このライバル数は商品リサーチの時に使う情報になるのだけれど、同時に売り始めてからの価格改定の時に気にする情報にもなる。

どういうことかというと、例えばさっきと同じ商品で一人だけ2,600円に値下げしたとする。

  1. 2,600円 (FBA)
  2. 3,000円 (FBA)
  3. 3,000円 (自己発送)
  4. 3,100円 (FBA)
  5. 3,100円 (自己発送)
  6. 3,300円 (FBA)
  7. 3,500円 (FBA)

この状況であれば、僕であれば3,000円からの値下げはしない可能性が高い。何故かと言うと、1番の人の在庫が切れれば必然的に価格が3,000円に戻ってくれるからだ。

あいのり出品の時には、おそらくは多くの出品者も自分と似たような流通経路を辿って仕入をしているはずなので、極端な価格差は出てこない。

そんな中で値下げを断行しているのだから、1番の人はおそらくこの商品から撤退しようとしていて、現在の在庫を早く現金に変えたいから値下げをしたわけだ。

だとすれば、その出品者の商品の在庫がなくなれば、必然的に価格は元に戻るという寸法だね。

君も自分の出品商品の出品状況をもう一度ウォッチしてみよう!

 

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